Unreal Engine 4 について知る
UnrealEngine4 (UE4) は、Epic Games社が開発したゲーム開発エンジンです。ゲーム開発エンジンとはゲーム開発における必要な機能を集約させ、開発を効率的に行うためのツールです。Unreal Engineの歴史は他のツールと比べても長いものであり、1998年にUE4の先祖に当たるUnrealEngine1が同社によって開発され、現在までの進化を遂げました。2015年にUE4が無償で利用可能になるまでは、ライセンス料を伴うサブスクリプション形式のツールでした。しかし、無償化に伴い多くのユーザーを獲得し、コミュニティを拡大させました。
・無償でありながら非常に高品質なグラフィックで開発できる。
・Blueprint(ブループリント)と呼ばれるビジュアルプログラミングによる開発で、
管理と効率に優れている。
・幅広いプラットフォームへの対応、その移植性 PSやXBOX、iOSやAndoridをはじめ、
VRやARとったデバイス向けの開発も行える。
・Autodesk製品の Revitや3dsMAXなどのCADソフトとの互換性、VRやARへの対応、
そのビジュアル面での優位性から、建築業界や不動産業界でも利用が増えている。
・成長速度がはやく、今後のリーダーである。また市場の拡大も見込まれる。
などが挙げられます。
公式サイトでチェックしてみましょう。
なぜUnreal Engine 4 を選ぶのか
ゲーム開発を始めるとき、まず初めに行うのは開発のための環境構築です。
いくつか選択肢がありますが、ゲーム開発エンジンを使うか、使わないかの2択がるとするならば、よほどの理由がない限り、使わない手はないでしょう。
そうとなれば、次の問題はどのゲーム開発エンジンを使うかです。ここで恐らく選択しとして選ばれるのがフリーの開発エンジンの二大巨頭である「Unreal Engine 4」と「 Unity 」です。
この2つを比較したとき、UE4も長所と短所を持ち合わせています。
– Unityよりも開発がしやすい。
個人の主観が入りますが、UnityとUE4のほうが開発は容易に感じられる。
– 資本の大きさ
Unityと比べ親元であるEpic Gamesの資本力が強大であり、今後も発展が見込まれる。
– 情報がUnityと比較してまだ少ない
無償化からの歴史が浅く、ユーザーベースのコミュニティの規模がUnityと比べて小さい。
特に日本国内では顕著であり、Webで見つかる情報も少なめである。
このサイトを除いて・・・・・。(今後初心者向けのヘルプを随時掲載します!)
– Unreal Engine 4の開発ペースが速く、その速さ故に不安定さがある
UE4のバージョンアップかなり頻繁です。それだけバグの修正が行われ、バージョンアップのたびに互換性の問題が現れるということであり、歴史の長いUnityと比べ成熟性に欠けます。
結論として
UE4はユーザーのコミュニティよる情報提供はまだ少なく、知りたい情報を見つけるのに苦労することがあるかもしれません。Unityと比べ検索でヒットする情報は確かに少ないのが事実です。
しかし、それだけ参入の余地があるという意味です。初めてゲーム開発エンジンを利用したゲーム開発を行うならば、成長と需要が見込めるUnreal Engineを選ぶべきと言えるでしょう。Unityに成熟した開発者でも、Unreal Engineの学習は必須と言えます。
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